個人ネイルサロンを上手に開業する方法

美容サロンに務めている方で、独立しようか悩んでいる方は非常に多いと思います。
独立して上手くいくかなとか、収入が減ってしまうんではないかなとか。
たくさん不安があって動き出せない方も多いのではないでしょうか?
最初にリスクを最小限に抑えてネイルサロンをオープンさせ成功させた私の経験を参考にお話させて頂きます。まずは本来でしたら、サロンに勤めてから独立される方が多いと思います。
その場合は普通なら自分のお客様が通える範囲で出店場所を考えると思うのですが、
勤めているところが銀座や渋谷、新宿、
そんな激戦区の場合は一からリスクの少ない新しい場所でスタートした方が成功率が上がるかもしれません。

目次

独立する際に考えて頂きたい大切なこと

独立を考えている方はまず、自身の目指す月収はいくらぐらいか考えて頂きたいです。
月20万円は無いと生活できない方や、ご家族の扶養範囲内で働きたい方もいらっしゃると思います。
ご自身の目指す最低月収
ご自身の目指す希望月収
これを元にまずお店をどこにオープンさせるか考えてみてください!

希望月収=希望客単価×希望施術人数

自分のお給料は自分で決めれるのが自分で商売をする一番のメリットです。
私の場合ですが、どうしても一ヶ月25万円は欲しかったです。
それを基準にして考えてみました。
お休みはしっかり頂きたいと思っていたので労働日数は一ヶ月22日で設定。
そこにサロンの家賃や光熱費、広告費、商材費用を考えると維持費は20万円前後だと想定しました。なので最低でも45万円の売り上げは作りたいと考えました。
そうすると一日20,454円強の売り上げが必要ですね。
私はネイリストなので、一日中働いても1日4人のお客様が限界かなと思い、
さらにできるなら1日3人ぐらいの施術がいいなと考えました。
その場合は
45万円÷(3人施術×22日)=約6818円という計算をしてこのくらいで
客単価は設定しようと思いました。

客単価と売り上げを考えて集客人数を考える

私の個人の場合はネイルサロンで希望の働き方を叶えるためには

◆最低でも25万円欲しい➡その為には45万円の売り上げを作るのが必要
◆最低でも45万円の売り上げるには➡1日20,454円強の売り上げが必要
◆1日20,454円強の売り上げが欲しいけど1日3人ぐらいの施術がいい➡一人約6818円の単価
◆45万円÷6818円は66人の集客で達成できます。
そう考えるなんだか66人くらいの集客ならできそうな気がしてきません?

こんな感じで、最低限欲しいお給料から施術可能人数を考えて客単価を設定して
現実的に自分がサロンを開いて経営していけるか具体的に考えていきました。
なので、この設定した客単価が実現可能な場所でネイルサロンを開こうと考えました。

サロンオープンのおすすめその1

おすすめその1は主要都市以外の場所を選ぶという事です!
私の場合は家賃や広告費の為に必死で働くのが嫌だったので、中心部でお店を開くこと考えなかったです。
今振り返るとこの決断は非常に良かったです!固定費が安いだけでそれだけでビジネスは成功率が上がります

希望の集客を可能にする立地の選定

まず、私の条件では維持費が高くなり、広告費もかさむ都心の立地は考えなかったです。
◆家賃6万円前後(23区外の郊外駅近い物件想定)
◆広告4万円~6万円(当時ホットペッパーの一択で考えていましたので)
※ホットペッパーも地域によって値段が違います!ここは別記事で記載しますが、
そこもありきで都内での出店は全く考えませんでした。
◆光熱費3万円
◆商材費/雑費5万円

こんなイメージで維持費は考えていました!

都内から電車で40分ほど離れた郊外で目星をいくつか付けました!

いくつか出店の目星をつけた地域で、既存サロンのメニュー単価を調査しました。
自分の希望より安いサロンが多いと後発でオープンする立場では厳しいので
自分の希望客単価よりも少し高いサロンが多い地域を探しました。

将来もっと低価格サロンがオープンしてしまう可能性もありますが、
スタートの時点で、できるだけ有利になる場所でオープンできれば新天地でも後発的でも
勝ち残れる確率は上がると思います。

サロンオープンのおすすめその2

自分のお客様を一から作ろうと考える場合は、最初の半年間はまず黒字にするのは本当に難しいです。私の希望立地の場合は家賃と広告費で20万円ですから、最低客単価5000円だと40人もの新規のお客様が来てようやく固定費がpayできます。新しくオープンさせる場合は広告費に相当使わないと一ヶ月40人という新規の獲得は非常に難しいです。そこでおすすめなのがどこか間借りできる場所を探すのも手です。初めて一から自分で新天地を選ばれる場合は、美容室や他の業種の一角を探して顧客の売る上げが固定費ぐらいに達するまで間借りするのも一つの手です。

面貸サロンや他業種の一角を間借りする方法

私の場合は最初に神楽坂のIT企業のオフィスの一角を借りてネイルサロンをオープンしました。(神楽坂が都内ではないかとおっしゃられると思いますが、ここも別記事でお伝えしますが広告の不思議があり、とてもいい立地なのです)
その次は東京の23区外でネイルサロンをオープンさせました。この時は最初のスタートは美容室の一角を借りてオープンさせました。
二店舗でも全く赤字を出すことなく着実に売り上げを作ることができました。
何より、お金を貯めながらオープンの初期費用をクリアして、借金をする必要もなかったのが本当に良かったです。そのうちお客様がついてきたので新しく賃貸契約して晴れて自分一人のサロンをオープンさせました。このステップは本当におすすめです!

サロン経営成功の秘訣まとめ

サロン経営で大切な事はたくさんあります。
この方法でサロンをオープンしたら絶対成功するという必勝法は存在しないと思います。
しかし、ネイルサロンの出店する場所を選ぶことで、格段に経営が楽になります。

私自身がビジネスを考えるときに良く参考にする言葉があります。
中国戦国時代の儒学者である孟子の言葉と言われいます。

「天の時、地の利、人の和」という言葉。

これは、戦略が成功する3条件と言われているものらしいです。
大学の授業で聞いて耳に残っています(笑)

現代風に考えると

天の時とは、時代のニーズの事ですね。誰かに今必要とされるものなのかというのはとても大切です。
地の利とは、土地や立ち位置ですね。勝算がある土地や場所であるのか良く検討する必要があります。

人の和とは、そのまま人との調和ですね。チームプレイではない個人サロンですが、ビジネスを行う上で、誰がお客様になるかわかりません。なのでいつだって人に対しては恥ずかしくない行いや姿勢でいたいものです。

今回はこの言葉の中では『地の利』について該当することだったと思います。

是非サロンをスタートする場合はご自身の目標収入や労働時間に合わせて
勝っていける場所なのかという事を是非今一度考えてみてくださいね!!

ネイルサロンの経営や集客に関するご相談はお気軽にラインからお問い合わせください!!

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